静岡県公立高校入試入門
の本と絵と作者等など
何故、この本を書いたのか
私は学習塾をやっています。高校入試について説明会や個別面談以外の時間にも、生徒や保護者の方から質問があったときに説明することがあります。
また定期テストが終わって一息ついた頃などに時間をとって、教室にいる生徒達に入試についての話をすることもあります。
そんな所から今回はタケシくんと黒田先生に高校入試についての「説明と実践」をしていただくことにしました。
静岡県公立高校入試について
学習塾を始めたのは2004年、それから毎年静岡県の高校入試対策の実践をしてきました。
学習塾を始めた年の最初は静岡県の入試制度がわからないということもあってあれこれ情報を探すところから始まりました。
静岡県は公立高校が人気ということがあって公立高校の入試制度を学び、そしてどうしたら公立高校に入学できるのかという対策を真剣に考えてきました。
学校からは「絶対無理と言われたそれでも受験する」ということでかなり無理して対策を行ってきた生徒も沢山います。
この場合は不合格になる可能性が高いため本当にドキドキしながら対応してきました。
ほぼ間違いないだろうと思われる生徒でもやはり何があるかわからない。毎年毎年、色々なドラマがあります。
そこで今回は、この静岡県の公立高校入試対策について「静岡市清水区の中学生タケシ君の場合」ということで少し書き出してみました。
平成28年3月8日木曜日 午後1時42分 教室にて
タケシ君について
タケシくんは実在する生徒ではありません、しかし過去に教室に在籍した実際の生徒の何人かを一定の特徴にひとまとめにしたような生徒です。タケシ君の名前の由来は特にありません。「なんとなく」です。
タケシくん以外に登場する中学生も同様に実在はしませんが、過去に遭遇した中学生の何人かをひとまとめにしたような中学生です。そしてタケシ君は学校の部活に入っていますが運動部だとわかるだけで具体的にしていません。ご想像におまかせいたします。
黒田先生について
先生については大方、私がその役割を担いますが、今、教室に 勤めていただいている先生方や以前勤めていただいていた先生方を合わせて、黒田先生にしていきます。
黒田先生の名前は小学校一年生の時に担任だった大好きな先生のお名前を使わせていただきました。(女性の先生でした)
お話し
このお話は、架空の人物が実際にあった出来事を再現する内容になっています。
お話の中には、私の憶測に近いような「それはちょっと」という部分もありますが、実際にあったことや、あるようなことは、そのまま書くことにしました。
タケシ君の絵について
絵:イラストレーター 小嶋季衣子
タケシ君の絵は、イラストレーター小嶋季衣子さんに描いていただきました。
「タケシ君はこんな感じでお願いします」
と、あくびをしたタケシ君の雰囲気を鉛筆で描いて送りました。
するとあっという間に、すばらしい絵にしていただけました。
想像以上にかっこいいタケシ君になりました。
あくびをしたタケシ君の絵を見るとついあくびをしてしまいませんか。
作者
作者:ふくろうの森石嶌之広
1959年12月10日生まれ
いのしし年
いて座
趣味:読書・ときどき陶芸・ずいぶん前魚釣り
仕事:学習塾経営
特技:特になし